佐世保の夏の恒例イベント「させぼシーサイドフェスティバル」

佐世保の夏の恒例イベント「させぼシーサイドフェスティバル」が9月7、8の両日、佐世保市総合グラウンドで開かれる。今年は20回目の節目。目玉となる打ち上げ花火をはじめ、子どもから大人まで楽しめる趣向を凝らしたイベントを企画している。

佐世保商工会議所青年部らでつくる実行委主催。20回目のテーマは「For eternity~させぼいやさか~」。
地域のにぎわいづくりを目的にしたフェスが未来永劫(えいごう)続くようにとの願いを込めた。今年は2日間で延べ8万9千人の来場を目指す。

花火は8日午後7時半から。節目を記念して例年より多い3500発を打ち上げる。相浦川沿いの1キロのエリアを使った「ワイド花火」で迫力ある演出とし、来場者に楽しんでもらう。

ステージでは、シンガー・ソングライターのハジ→さんのライブ(7日午後7時半から)や、歌うまコンテスト(8日午後1時から)などを実施。水上綱引きや野球場を野球盤に見立てて試合する「ガチ野球BAN」などの企画もあり、参加者を募集している。縁日コーナーや陸上自衛隊の車両展示などもある。

川野知文実行委員長は「シーフェスでしか味わえない佐世保ならではの雰囲気を楽しんでほしい」と話した。実行委はクラウドファンディングを18日まで実施し、運営資金の協力を呼びかけている。返礼品としてフェス会場の駐車場と花火観覧席のセットなどを贈りす。